不労所得とは?株式投資における不労所得作りの3つのステップ

不労所得とは?株式投資における不労所得作りの3つのステップ金融・投資

「お金のことを考えずに生活したい!」「年金不足対策として!」「好きな仕事を好きなだけしたい!」

こういう理由のために、不労所得を得られるようにしたいと考え、資産運用を始める人も多いのではないでしょうか。

不動産投資、アフィリエイト、株式投資など、様々な方法で、この不労所得を得る仕組みを作れるようですが、今回は株式投資を使って、不労所得を作る仕組みについて、ご紹介していきます。

将来、不労所得を得ながら、自分の人生を生きたいという人へは、参考になると思います。

不労所得とは?

不労所得と聞いてどういうイメージを持ちますか?

不労所得とは、労働の対価として得る賃金や報酬、これ以外による所得のことを言います。

自分自身が労働することなく得ることができる所得、と言い換えることもできるでしょう。

イメージしやすいのは、印税などの権利収入などですが、株式を使って、不労所得を得ることも可能です。

株式投資とは、企業の株式を購入して株主になり、株式の売却益で収益を上げる方法と、年に1度、半年に1度の頻度分配を行う、配当金で収益を上げる方法、この2つがあります。

2つ目の配当金は、自分自身が働いて得たお金ではなく、いわゆるお金が働いて得たお金ですので、不労所得に当たると考えられます。

例えば、配当利回り5%の企業があるとして、3000万円分のその企業の株式を保有します。

そうすれば、3000万円×5%=150万円の配当金を、毎年受け取ることができます。

この配当金150万円は、自分が働いて得たお金ではないため、不労所得と言えるということです。

不労所得を作るステップ

この株式投資を使って、不労所得を作るためのステップを解説します。

先ほどお伝えした通り、株式投資で不労所得を得る仕組み自体は、難しいことではありません。

まとまった額の不労所得を得るためには、まとまった資金があればいいです。

ただ、このまとまった資金を準備することが難しいため、それまでのステップを解説します。

まずすべきは、不労所得を得るための目的や、いつまでにそのような状態にするのか、期限を決めることが大切です。

まとまった資金を準備するためには、時間をかけて少しずつ資金を増やす必要があります。

目的を決める必要があるのは、資金を貯めるためのモチベーションが、続かないからです。

それだけまとまったお金の不労所得を作るには、まとまったお金が必要になるので、それだけ時間もかかります。

目的や期限を曖昧にしていると、途中で積み立てたお金を使ってしまったり、やめてしまったりと、十分な資金を準備できない可能性もあります。

次に、積立によって資金を準備していきますが、まずは少額からスタートしていきます。

不労所得を生み出す資産づくりは、時間がかかります。

早く不労所得を作りたいあまり、無理な投資をしてしまいがちですが、投資はリスクが付きまといます。

身の丈に合わない金額を投資に回し、その価値の値動きにストレスを感じてしまうと、継続すること自体難しくなります。

まとまった資産を作るためには、時間がかかるものと割り切って、スタートすることをお勧めします。

不労所得の代表的な種類

ここまで、株式投資による不労所得の作り方をお伝えしてきましたが、そのほかにも、不労所得をつくための方法はあります。

代表的なものを2つ紹介します。

1つは不動産投資です。

建物や土地を購入し、それらの賃貸や売却などで収入を得ていきます。

不倒産投資での不労所得は、家賃などの賃料と売却がメインとなります。

家賃収入にも、建物の賃貸による賃料と、土地の賃貸による知尿があります。

株式投資と異なり、毎月一定額の賃料が見込めることで、収益の見通しが立てやすい、というメリットがありますが、入居者つけや建物の維持管理など、手間と費用が掛かるというデメリットがあります。

ただ、これは建物の管理を管理会社に委託できますし、駐車場の賃貸の場合なら、維持管理の手間はさらに少なくなります。

また、不動産投資の場合は、物件取得にかかる費用が高額になりやすいため、銀行から融資を受けて購入した後は、家賃収入等でローンを返済しながら、投資資金の回収をしていくことが、基本的なスタイルとなります。

2つ目は、広告による収入です。

最近では、ブログやYoutubeなど、個人でも情報を発信する人が増えてきました。

そういう配信物に、広告を掲載して、そこからの広告収入を得るという方法もあります。

この広告収入では、配信しているブログやYoutubeなどの、閲覧回数が多ければ多いほど、その価値が高くなる傾向にある為、より多くの消費者にその商品やサービスを人してもらうため、購入や利用の増加が期待できるという仕組みです。

ブログや動画配信は、今やだれにでもできるものになっていますが、それだけに参入障壁が低く、すぐにお金に変えることは難しいと言えます。

配信の内容や継続してコンテンツを発信するなど、継続し続ける必要があります。

まとめ

不労所得と一言で言っても、色々な種類があります。

いずれも、簡単にできることではありませんが、株式投資については、NISAという日本政府が推奨する制度もあり、始めやすい方法の一つだと言えます。

どの不労所得を得る方法もそうですが、専門性や継続性がその成否に、大きく影響します。

また、株式投資になると資本も必要です。

不労所得というと、とても楽なイメージがありますが、それに至るまでは決して楽ではありません。

自分自身の人生の目標や目的を考えながら、自分に合った方法を検討すべきでしょう。

ライター馬込 八寛

生命保険、損害保険業界を約15年経験した後、お客様にとって最適な金融商品を提供するため、IFA(独立系金融アドバイザー)へ転身。「資産を1円でも多く増やすためのアイデア」を一人でも多くの人へ伝えるために、日々奔走。来年から始まる高校での授業「投資教育」にて教壇に立つことを目指している。

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