自分に合った仕事とは?天職探しのための6つの質問を紹介します!

自分に合った仕事とは?天職探しのための6つの質問を紹介します!働き方

ほとんどの社会人は、1日の3分の1を仕事に費やします。

この仕事が、自分にとって、情熱を傾けることができるものか、そうでないかは、毎日をより豊かに生きるためには、大切なことです。

しかし現状は、「この仕事は自分に合っているのか?」こう自問自答している人は多い。

いわゆる天職と呼ばれる仕事に誰もが就けるわけではないですが、どういう仕事がより天職に近いのかどうか、それを知るだけでも、楽しく生きるためには、大きなメリットかもしれません。

この記事の後半紹介している、天職を探すための6つの質問で、少しでもあなたの人生を豊かにそして、楽しくすることができれば、とても嬉しいです。

天職とは何か?

天職と聞いて、あなたはどういうイメージをもちますか?

世の中に、天職に就いているという人は、一体どれくらいいるのでしょうか?

仕事をするなら、自分がしたい仕事、それこそ、「天職と呼べる仕事をしたい」と思う人が、多いではないでしょうか?

しかし、一体どのような仕事が天職と言えるのか、あまり紹介されません。

ここでは、どのような仕事が天職と言えるのか、その意味について考えていきましょう。

天職の意味

天職の定義は、いろいろあると思います。

最終的には、自分がその仕事を天職と思えば、天職と言えますし、そうでないといえば違う、ということになります。

しかし、ここでは多くの人が持ちたい感情である、「成長したい」「美しい生き方をしたい」「情熱を持ちたい」というキーワードに沿って、天職かどうか考えてみたいと思います。

適職との違い

多くの人は、

「好きなことを仕事にしたい」
「必要とされる仕事をしたい」
「得意な分野を仕事にしたい」

と思いがちで、これを天職という人もいます。

しかし、いくら好きなことでも、やりがいを感じることができなかったら、「本当に天職だろうか?」と、立ち止まることもあるでしょう。

例えば、収入の面で考えるといいかもしれません。

好きなことや、必要とされること、また、自分が得意なことを仕事にしても、収入が思っているように頂けないと、「どうして評価してくれないのか?」と思いがちです。

このような場合は、天職というより適職の場合が多いようです。

適職とは、ある程度の「やりがい」を感じることができるものです。

逆に、転職とは「やりがい」が報酬以外のものでも、たとえ報酬が少なくても、思う存分やりたいと感じることができる仕事だと言えます。

天職の条件とは?

先程もお伝えしたとおり、天職と適職の違いは、自分が心の底からやりがいを感じることが出来るかどうかでした。

それが生きがいとなり、たとえ報酬は少なくても続けていくことができるものです。

ここでは、人間が本能的に満たしたいと言われる3つの視点から、天職の条件を解説していきます。

成長できるか

私たちは、本能で成長したいと思っています。

「出来なかったことができるようになりたい」
「自分の限界を超えたい」

いわば、「欲」と言えるかもしれませんが、成長したいという「欲」を満たすことができること。

そして、それを実感しながら仕事ができることは、天職の条件の一つと言えるでしょう。

その成長したいという「欲」を満たすためには、大変なことでも乗り越えることができるのではないでしょうか。

美しいと思える生き方

先程お伝えした、「成長したい」と考える私たちの本脳ですが、それを達成するために、どのような手段を使ってでも叶えさえすればいいのか、というと、そうではありません。

私たちは、より良い生き方をしたいと考えています。誰も、後ろ指を指されながら行きたいとは考えていません。

なので、成長しながら、その過程も人を騙したり、誤魔化したりするのではなく、正々堂々と美しく生きたいと考えています。

ですので、この素直に、ピュアな気持ちで、誤魔化しのない、美しい生き方が。天職と言える2つ目の条件と言えます。

情熱を注ぐ

3つ目の条件は、情熱を注げる仕事かということです。

私たちは、何かに夢中になっている時が、一番輝いている時と言えます。そして、その夢中になって輝いている姿は、周りの人も輝かせます。

情熱を傾けることができる仕事は、自分が得意なことでないこともあります。ですが、それを自分がすることで、他人が喜んでくれる、たくさんの人に貢献できると、感じることができれば、自分も情熱を持ってやることができます。

そのような仕事は、きっと天職と呼べるのではないでしょうか。

天職を見つけるデメリット

天職を見つけて、情熱を傾けて生きていくことは、本当に素晴らしいことです。

今就いている仕事を楽しくやれているのであれば、天職かどうか自問自答しなくても、それはそれでいいかもしれません。

というのも、あまりにも天職かどうか気にするとデメリットもあります。

このデメリットについても、解説をしていきます。

天職と収入

先程、天職と適職の違いでもお伝えしましたが、適職には、ある程度のやりがいが必要で、天職はそれを度外視してでも、やりたいと思える仕事でした。

その点を考えると、天職を見つけることのデメリットは、「職種と収入の差」を受け入れなければいけないという点です。

例えば、バルーンアーティストを天職と考えている人がいて、その人の年収が400万円だとします。

一方、弁護士が天職と考えている人の年収は、1,200万円だとします。

この年収の差をあなたが、どう考えるかです。

これは、時代の流れや社会の仕組みにも左右されますが、この収入の差を受け入れてもなお、情熱を注げるか、まさに天職かどうか見極める材料にもなりそうです。

天職と苦労

天職を探すことのデメリットは、「仕事の大変さ」を目の当たりにすることです。

これも、仕事によって、その大変さは異なりますが、

「こんなに大変な仕事をしているのに、天職と言えるのだろうか?」と考えることも、多くある中、他の仕事は楽に見えたり、今の仕事と比べてより良く見えたりするものです。

しかし、楽な仕事はこの世にはなく、天職であれば、どんなに大変なことが目の前に起きたとしても、仕事に対する情熱で大変とも思わないかもしれません。

もしくは、大変なことも楽しみながらやれるのが、天職なのかもしれません。

この仕事の大変さを目の当たりにしてしまうことも、天職を見つけるデメリットと言えるかもしれません。

天職を見つける自分への質問

それでは最後に、どうしたら天職を見つけることができるか、どういう質問を自分にしたらいいのか、解説をしていきましょう。

この方法は、いろいろなサイトでも紹介されていますが、ゆっくりと時間があるときに、ひとつの質問に対して、最低でも5つほどの答えを出していくといいでしょう。

子供の頃大好だったことは?

まず天職というと、好きなことを仕事にしたいと考えるでしょう。

子供の頃好きだったことを思い出すことは、天職を探す第一歩と言えるでしょう。

子供の頃は誰でも、好きなことをいろいろな遊びに変えて、自分なりの仕事を作っていました。

その仕事をするだけで、夢中にもなれましたし、次から次に出てくる好奇心はとどまる事がありません。

その天職の卵とも言える、好きだったことをできるだけ沢山思い出してみましょう。

今、大好きなことは?

子供の頃好きだったことを思いつく限り書きだしたら、次は、今現在好きなことを考えてみましょう。

子供の頃から好きなことでも全然構いません。

また、お金がないから、時間がないから、という理由で出来ていないことでも全然構いません。

今自由に出来るとしたら、まず何をしますか?

今夢中になれること、今でも夢中になれることを、できるだけたくさん書き出してみましょう。

どうして大好きなのですか?

さて、子供の頃好きだったこと、今現在好きなことを、たくさん書き出してもらったと思います。

そして、次に自分に問いかけてもらいたい質問は、「どうしてそれが好きなの?」です。

子供の頃好きだったことは、どうして好きだったのでしょうか?

好きな先輩に憧れて、時間を忘れることができた、など、いろいろな理由があると思います。

その理由が、情熱を傾ける要素ですが、その要素を知ることで、仕事として選択する材料となります。

子供の頃、今の好きな理由の共通点は?

子供の頃大好きだったもの、今大好きなこと、それぞれの理由を書き出してみたと思います。

それぞれの理由で、共通しているものこそが、本当に好きな要素と言えます。

この要素が、情熱を傾ける材料となります。そして、これがあなたを突き動かすエネルギーとなり、そしてイキイキと過ごすのに必要な要素にもなります。

この共通の理由を探すには、時間もかかるかもしれませんが、とても大切なことですので、ゆっくり時間をとって考えてみましょう。

共通理由に経験済みのものはありますか?

次の質問は、ほとんどが経験済みかもしれません。特に、子供の頃から好きだったことは好きで没頭した何かの可能性も多いのでないでしょうか?

お金や時間の制限があって本当は経験したかったけれど、出来なかったことなども書き出しているかもしれませんので、整理してみましょう。

お金を生みそうなものはあるか?

先程、大好きだったことの共通点を書き出したと思います。

それが、情熱を傾けることができる、イキイキと過ごすことができる「要素」だと解説しました。

最後に、その要素を含んだ仕事はどのようなものがあるのか、それを思いつく限り書き出します。

仕事があるということは、誰かがその要素のためにお金を払うということです。

お金を払うということは、払う人が、その要素のおかげで幸せになりうるということです。

探していくとわかると思いますが、きっと世の中にある仕事でその要素を含んだものがあるはずです。

もし、なければ、それは自分で作り出せる職業になり得るかもしれません。

求人雑誌などを見ても構いませんので、どんどん書き出してみましょう。

そして、書き出した職業の中から、今すぐにでも、その仕事を始めるために、動き出せるものを見つけ出し、行動していきます。

本来、自分が情熱を傾けることができ、またワクワクする要素を含む仕事であるので、きっと良い方向に進んでいくと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

仕事は楽しいものですが、いつもそうだとは限りません。

天職を見つけたらからといって、楽に働ける、努力はしなくてもいいというわけではありません。

むしろ、仕事を楽しく、そしてより情熱を持ってやっていくためには、より自分の力を高め、世の中への貢献度を上げていく努力を惜しんではいけません。

時には失敗することや、がっかりすることがあるかもしれません。続けていくうちに、天職だと気づくというパターンもあります。

様々な天職のメリットやデメリットをお伝えしましたが、冒頭お伝えしたとおり、最終的には、自分の心がワクワクしているか、情熱に燃えているかどうかです。

そう考えると、一番大切なことは、目の前のことに、まずは一生懸命になることかもしれません。

この記事があなたの大好きな仕事選びの良いきっかけになると嬉しいです。

コメント