使わないと損!ジュニアNISAをお勧めする3つのメリットとは?

使わないと損!ジュニアNISAをお勧めする3つのメリットとは?金融・投資

今ひそかに口座開設数が増えている、ジュニアNISAをご存じでしょうか
資産運用をこれから始める人、はじめたばかりの人にとっては、NISAやつみたてNISAの非課税の枠はとても、魅力的なものに感じると思います。

20歳を超えた大人だけの特権かと思いきや、実は子供にもその特権が与えられています。

それがジュニアNISAです。

なかなか人気が出ないために制度廃止になった、このジュニアNISAですが、どうしてここにきて、人気が出始めているのでしょうか。

その理由と、どういう人にとってメリットが大きいのか、解説していきましょう。

ジュニアNISAとは?

一般NISAやつみたてNISAのことは、知っている人は多いですが、意外としれられていないのがジュニアNISA。

これは、0歳から19歳の、未成年者用の少額投資非課税制度を言います。

未成年者本人が運用できますが、両親や祖父母による代理運用も可能です。

2022年3月末の、金融庁のデータによると、一般NISAの口座数は約1055万口座、つみたてNISAの口座数は約586万口座、そしてジュニアNISAは80万口座となっています。

ジュニアNISAの概要として、ほとんど一般NISAと同じになっています。

ただ、非課税投資枠が、一般NISA120万円に対して、80万円という点が違います。

実はこのジュニアNISAは、口座開設数が思うように伸びないことから、2023年末をもって、制度廃止になることが決定しています。

その理由は、口座開設者である子供が18歳になるまでは、災害などのやむを得ない場合を除き、払い出すことができないという制限があったからです。

保険会社が販売する学資保険などと比べると、18歳まで運用したお金を使えないとなると、急な進路変更によって、出費が起きた際にどうしても使い勝手が悪いと、感じる人が多かったためでしょう。

ただ、この制度廃止に伴い、2024年以降は年齢に関わらず、いつでも非課税で、払い出すことができるようになりました。

2024年度の制度終了後、5年間の非課税期間を満了しても、18歳になるまでは、非課税で資産を保有することができ、払い出し制限もなくなったことで、ここにきて再度注目が集まっています。

ジュニアNISAがおすすめな理由

今になって注目されているこのジュニアNISAですが、おススメする理由は、大きく3つあります。

一番のメリットは、なんといっても、家族の非課税枠を増やせるという点です。

2024年から始まる新制度では、今のところ20歳未満の方の口座開設はできません。

そのため、子供がいる家庭では、子供の非課税枠を使って投資するチャンスを、逃さないためにも、口座開設をした方がいいでしょう。

また、このジュニアNISAの目的は、子供の進学資金のための資産形成ですが、それだけに、利用しなければいけないわけではありません。

親が子供と一緒に運用し、教育として投資の経験をさせるためにも、大いに利用できます。

お金の教育がない日本にとって、実際に自分のお金がどのような企業に使われ、その企業が成長すると、自分が投資したお金のどう増えていくのか、その企業の成長がいまいちだと、自分のお金がどういう風に動くのか、実践を交えながら学ぶことができます。

資産運用にはリスクが伴います。

それをカバーするためには、時間をかけて資産運用することの大切さも、同時に学ぶことができるでしょう。

そして、子供が大人になり、今度は自分のお金で資産運用する際に、その経験が役に立つでしょう。

実際に、金融庁が行った調査によると、ジュニアNISAの利用目的に、
「未成年者の教育資金の準備」「未成年者の就職や成人時の手持ち資金の準備」
というものもありますが、
「未成年者の経済・金融教育」
もある一定の支持を得ています。

最後に、ジュニアNISAをおすすめするのは、相続税や贈与税の節税対策になるという点です。

近年、相続税についての決まりが改訂され、より相続税が身近になってきました。

そのため、おじいちゃん、おばあちゃんの資産を、どうにかして後世に残せないか、考える人も増えてきました。

このジュニアNISAですが、口座の資金は未成年本に帰属しますが、未成年本人が自分で資金を出すことは、あまり考えられません。

実際には、両親や祖父母が運用資金を出すケースが、ほとんどといっていいでしょう。

その場合、その運用資金は両親などからの、贈与済みの資金ということになります。

贈与する場合には贈与税がかかりますが、年間110万円までは贈与税がかからない、という制度があります。

ジュニアNISAの非課税投資枠は80万円ですので、他に贈与がなければ、通常は贈与税の対象にはなりません。

またこの制度は、贈与する対手1人につき110万円ですので、子供が複数人いれば贈与する金額を増やすこともでき、贈与税はもちろん、相続税の節税対策にもつながります。

ジュニアNISAがおすすめの人

これまで、ジュニアNISAのメリットを3つ挙げました。

このメリットを享受できる人には、どういう人がいるでしょうか?
これに該当する人は、すぐにでもジュニアNISA口座を開設して、メリットを大いに活用してほしいです。

特に子供や孫がいる家庭にはおススメでしょう。

最長18年間運用できるということで、この長い期間の運用益を、非課税で受け取ることができるのは、かなり大きなメリットとえます。

そのため、ダイナミックな運用にチャレンジしてもいいでしょう。

また、一般NISAやつみたてNISAでは、非課税枠が足りない家庭にもお勧めです。

親から贈与したお金がある場合や、預貯金などにお金があって、家計を圧迫しない範囲で、お金を投資に回せる場合には、この非課税枠を大きく使うことができます。

ジュニアNISAにて運用できる商品は、リスクを抑えた商品、積極的に投資したいなら、海外の株式やETFなどにも投資可能です。

まとめ

2023年に廃止されるジュニアNISAですが、制度廃止が決まった2019年から、引き出し制限の撤廃もあり、口座開設する人が増えています。

資産運用をするにあたって、長期運用は必須ですが、その運用益が非課税というのは他にはない、大きなメリットだと思います。

これから資産運用を始める人も、ジュニアニーサをきっかけにスタートするのも、一つの方法かもしれません。

ライター馬込 八寛

生命保険、損害保険業界を約15年経験した後、お客様にとって最適な金融商品を提供するため、IFA(独立系金融アドバイザー)へ転身。「資産を1円でも多く増やすためのアイデア」を一人でも多くの人へ伝えるために、日々奔走。来年から始まる高校での授業「投資教育」にて教壇に立つことを目指している。

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