金融機関別の特徴を把握して、良い金融アドバイザーを見つけよう

金融機関別の特徴を把握して、良い金融アドバイザーを見つけよう金融・投資

皆さんは、信頼してお金の相談ができる人はいますか?

私たち日本人は、お金関係のことといえば、「銀行」に行くことが多いでしょう。

今の銀行では、お金を預けるだけでなく、いろいろな金融商品も扱っていて、相談窓口も設置しているようです。

しかし欧米では、お金の相談に銀行へは行きません。

それでは誰に相談するのでしょうか?

日本銀行が発表した、日本と欧米の金融資産額の推移では、約3倍もの差が出たというデータがあります。

お金をどこに置くべきか、またそれをアドバイスするのはだれなのか、そこに大きな原因がありそうです。

今回は、私たちのお金の相談を、一体誰にすべきか、各金融機関のメリットデメリットを紹介しながら、より良いお金のアドバイザーを見つける方法を、探っていきましょう。

お金の相談をできる金融機関

資産運用の成功の決め手は、良いアドバイザーを付けることが、その一つといえます。

私たちは生きていくうえで、お金を稼ぎ、使います。

大きな買い物の時には、お金を借りることもあります。

少し先の未来のために、貯めておくということもあります。

最近では、そのお金を増やすということに、注目が集まっていて、日本政府も様々な制度を作り、国民のお金を増やす後押しをしてくれています。

そんな私たちの人生に切っても切れないお金ですが、そのお金についての教育を私たちは、学校などではうけていません。

このような話を欧米の人にすると、信じられない、というリアクションが起こりそうですが、欧米では金融に関する教育が幼い時から、行われているということは、まぎれもない事実です。

そこで、私たちがその知識量や経験を埋めるために考えるが、プロの力を借りるということです。

自分のお金に関する知識を補うという形をとる必要があります。

プロに相談するメリットは、何より投資などの経験がなくても、そのアドバイスを受けることができる点です。

ただ、金融の知識があまりない私たちは、どこに相談に行くのか、その窓口選びには注意する必要があります。

なぜなら、特定の金融機関に行くと、その金融機関が売りたい商品、もしくは、限られた商品の中から検討しなければいけないからです。

金融機関も日本には、銀行、証券会社、保険会社などいくつかありますが、それぞれの特徴を見たうえで、どこの相談に行くべきかを判断した方がいいでしょう。

銀行

銀行は、口座を開いていれば、誰でも気軽に相談できる窓口です。

最近では、預貯金や住宅ローンの相談だけではなく、保険や投資信託などの商品も扱っています。

資産運用の相談も乗ってくれる窓口も、別スペースであったりします。

ただ、取り扱う金融商品が限定される点は、デメリットといえます。

例えば、外貨預金や投資信託、個人向け国債などは扱えますが、株式の取り扱いはできないなど、株式なども視野に入れて資産運用したい場合は、相談できないでしょう。

証券会社

証券会社は、銀行よりは少し敷居が高いイメージがありますが、株式を含めた、資産運用の相談は無料ですることが可能です。

ただ、証券会社は自社の利益を優先させる場合が、往々にしてあるので、その点はデメリットでしょう。

理由は、証券会社の収入減は、株式などを販売した際の手数料が主だからです。

なかには、手数料が高い金融商品を、お客様に進めるケースもありますので、それに応じるだけの知識がないと、証券会社の言われるがままになってしまいます。

保険会社

保険会社は、保障の相談だけでなく、貯蓄型保険などでの資産運用の相談をできます。

最近では、投資信託を組み込んだ変額保険などという、リスクがある商品も売られています。

ただ、保険会社は保険以外の金融商品には詳しくありません。

投資信託や株式の販売もできませんので、他の金融機関と併用して相談する方がいいでしょう。

FP

FPとは、ファイナンシャルプランナーのことを指しますが、中立的な立場で、金融商品の相談アドバイスをしてくれる存在です。

将来のお金の心配事も、ライフプランを作成し解決できたり、そのための金融商品の使い方もアドバイスできます。

ただ、FPは相談業務だけで終わってしまい、実際の金融商品の購入などはそれぞれの金融機関へ、自ら行かないといけません。

また、FPの能力は高かったり低かったりと様々で、実際に会ってみないとわからない点は、デメリットかもしれません。

また、相談手数料が高めに設定している場合もあるので、コスパを見て相談する必要があります。

IFA

IFAとは、インデペンデントファイナンシャルアドバイザーの略で、日本では、独立系金融アドバイザーと呼ばれています。

特定の金融機関には所属せず、独立・中立の立場で、資産運票のサポートをできる存在です。

保険、投資信託、株式など、複数の金融機関と提携し、それぞれから提供される金融商品の中から、お客様にとって最適なものを選んで、提供することができます。

ファイナンシャルプランナーと違って、実際に取引の仲介をしてくれたり、契約の手続きまでサポートしてくれます。

ただ、日本においては、その知名度が低いてんがデメリットです。

日本ではまだ4000名程度なので、IFAに相談できる窓口がまだまだ普及していません。

また、日本人はブランド思考が強いため、金融商品の取引等は、どうしても知名度の高い、大手金融機関を選ぶ傾向があります。

そのため、個人で独立してやっているIFAには、なかなか目が向かないのが現実のようです。

良いアドバイザーが必要な理由

冒頭お伝えした通り、私たちは毎日忙しく生活しています。

その中で、金融に関する情報を入手し続けることは、かなりの困難和決めるでしょう。

どのような商品にしたらいいのか、どのような計画を立てながら、お金を増やしていけばいいのか、商品選びやマネープランの作成などは、プロにお任せする方が、効果的だと思います。

ただ、その相談を誰にすべきなのか、いくつかある金融機関の中で、どの機関がどの営業マンが、真剣にアドバイスしてくれるのか、それは、あなた自身で決めるべきです。

もちろん、専門的な知識を持ち合わせた人がいいでしょうが、その方と長く付き合って聞けるかどうか、どのような解決手段を持っているかどうか、それがあなたに合ったものなのかどうか、見極める必要があります。

まずは、どのような金融機関がるのかを俯瞰的に見て、自分はどのような人に相談したいのか、考えてみることをお勧めします。

まとめ

プロのスポーツ選手には、必ずと言っていいほど、コーチが存在します。

なかなか表には出てきませんが、その選手を支え、より良い方向へ導くためには、コーチの力が不可欠です。

私たちの資産形成も、それと同じではないでしょうか。

自分の考えが正しいのか、それとも改めたほうがいいのか、金融アドバイザーという存在を付けて、人生をかけて資産形成を始めていきたいものです。

ライター馬込 八寛

生命保険、損害保険業界を約15年経験した後、お客様にとって最適な金融商品を提供するため、IFA(独立系金融アドバイザー)へ転身。「資産を1円でも多く増やすためのアイデア」を一人でも多くの人へ伝えるために、日々奔走。来年から始まる高校での授業「投資教育」にて教壇に立つことを目指している。

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