運用ランキングに振り回されるな!いい商品を見極める2つの視点とは?

運用ランキングに振り回されるな!いい商品を見極める2つの視点とは?金融・投資

資産運用についての情報は、今や色々なところに溢れかえっています。

その中から、正しい情報を拾っていくのは、至難の業です。

この情報について、疑問に思う点はいくつかありますが、その一つに、運用ランキングがあります。

資産運用は、それぞれの課題を解決するために、活用すべきものですが、だからと言って、みんな同じものを買う必要性はありません。

ここでは、運用ランキングがあてにならない理由から、商品を選ぶポイントまでを、解説していきたいと思います。

運用ランキングとは?

例えば、ヤフーファイナンスに掲載されている、「株式ランキング」

投資信託の評価会社である、モーニングスターの、「ファンドランキング」

こういった会社では、商品の運用ランキングが、必ず掲載されています。

運用リターン、信託報酬、純資産残高など、様々な視点からのランキングが載っています。

その数字自体は、とても興味深いものではありますが、ランキング上位だからと言って、それを買ってしまうというのは、あまりにも安易すぎる行動です。

なぜなら、人気があるから、いい商品だとは限らないということです。

どうして、運用ランキングがあてにならないのか、解説していきましょう。

運用ランキングがあてにならない理由

この運用ランキングは、商品選びの参考材料にはなりません。

資産運用が難しいといわれるのは、マーケットといわれる、金融商品が売買される市場の動きは、将来値上がりするのか、値下がりするのは、誰にもわからないからです。

例えば、沸騰率がトップの商品を選んだからと言って、将来もずっと、その沸騰率が継続できるかはわかりません。

また、投資信託においても、現在の純資産残高や、資金流入額でランキングされていて、それはあくまでも、たくさん売られているというだけの数字です。

要は、セールスの人が力を入れて売っている商品で、その理由は、手数料が高いから、力を入れたいテーマなのか、何かしら、売らなければいけない理由があるためと、考えた方がいいでしょう。

それは、買い手側の都合であって、決して買い手側に有利なことではありません。

人気の高低と、運用成績の良し悪しは、全く関係のない話だと心得ましょう。

商品を選ぶ際のポイント

例えば、投資信託で言うと、日本国内で販売されているものだけでも、約5,000本もの商品があります。

これだけあると、どうやって選んだらいいのだろうと、戸惑ってしまうのもわかります。

だからと言って、先ほどからお伝えしている、運用ランキングに飛びつくのはNGですが、ちょっとしたポイントを知れば、自分に合った商品はどういうものか、選ぶことができるようになります。

その一つは、その商品がどれくらい成長しているか、を確認することです。

投資信託などを購入する際は、目論見書を確認することが必須です。

この中には、運用会社の運用方針や、過去の運用実績が載っていますが、運用実績などは、過去10年前までしか乗っていないことが多いです。

その場合は、先ほどお伝えしたモーニングスターのサイトなどから、設定当初からの運用実績を確認することができます。

ここ最近だけではなく、長い期間、いい運用実績を出しているかどうか、チェックしてみましょう。

もう一つは、運用会社の運用方針です。

私たちのように、運用商品をお客様に案内するものとしては、運用会社の運用方針はとても大切です。

たとえば、ESG投資などのように、運用会社がどのような視点で、どの企業に投資すべきかを測る物差しになりますが、こういった方針がきちんと決まっている商品を、購入するといいでしょう。

中には、運用先の会社がお金儲けだけに走って、世界の発展には寄与していないというものあります。

そもそも資産運用とは、私たち投資家のお金を企業に預け、その資金で企業の発展に参加するというものです。

自分のお金がどういう使われ方をしているのか、そういったところも知っておくべきでしょう。

まとめ

最近は、何を買うにしても、その商品の評価、ランキングを参考に、購入を決定するケースが増えてきました。

ただ、その評価だけを信じて購入するのは、少し安易な行動かなとも負います。

評価基準は人それぞれありますので、自分のものさしをしっかり持ったうえで、活用するという方が、もし失敗したとしても、納得いくものになるのではないでしょうか?

ライター馬込 八寛

生命保険、損害保険業界を約15年経験した後、お客様にとって最適な金融商品を提供するため、IFA(独立系金融アドバイザー)へ転身。「資産を1円でも多く増やすためのアイデア」を一人でも多くの人へ伝えるために、日々奔走。来年から始まる高校での授業「投資教育」にて教壇に立つことを目指している。

コメント